QIAsymphony DSP AXpH DNA Kit
液状細胞培地からDNAを自動分離/精製
液状細胞培地からDNAを自動分離/精製
QIAsymphony DSP AXpH DNA Kit は、QIAsymphony SP と組み合わせて遺伝子解析のための液状細胞培地からのDNA精製を自動化します。至適化済みプロトコールを用いて得られたDNA溶出液は、ダウンストリームアプリケーションですぐに使用できます。革新的な充填済みの試薬カートリッジによりセットアップ時間を短縮し、マニュアルでの取り扱いは最小限に抑えられます。バーコードによる読み取りにより、試薬のトラッキングを完全に行なえます。QIAsymphony SPはサンプル調製プロセスの全てのステップを実施します。1 バッチあたり24 サンプルまでで最大96 サンプルを1 回のランで処理できます。
精製操作は感染性の高いサンプルを安全かつ再現性がある取り扱いができるようにデザインされ、溶解、結合、洗浄、溶出の4ステップで構成されています(図“ QIAsymphony DSP AXpH操作”)。ワークテーブルのセットアップが簡単かつ迅速に行なえ、貴重な時間を節約できます。QIAsymphony SPのボックスに最大2種類の試薬カートリッジを入れるだけで準備完了です。同じキットの試薬カートリッジではなく、別々のキットの試薬カートリッジをセットすれば、一回のランで96サンプルから2種類の精製工程が可能です。選択したサンプル数だけの試薬量が使用されるため、コストを完璧にコントロールできます。
プロトコール | サンプルタイプ | サンプル容量 |
---|---|---|
AXpH2000_DSP | PreservCytサンプル | 2 ml |
SP2000_DSP | 希釈したSurePath postgradientサンプル | 2 ml |
QIAsymphony DSP AXpH DNA KitはQIAsymphony SPと組み合わせてSurePath(BD)やPreservCyt(Cytyc/Hologic)培地に採取した子宮頚部スワブのような液状細胞培地サンプルからDNA精製を実現します。